「あの人みたいになりたい!!」が先行しすぎるとうまくいかないことがあると思った話
何がきっかけでそう思ったのかは忘れてしまったんですが、なんか「自分は神絵師にならなくてはいけない」と思うようになって、別にイラストを描くのがそこまで好きなわけでもないのにうまくなるためにイラストを描いていた時期がありました。
他にも、モーショングラフィックスやら3Dモデリングやらですげえ作品を作っている人を見ると、自分もこうならないといけない(もうこの時点で「なりたい!」ですらなくなっているわけですが)ような気がしてきて、Twitterでそういう人を見かけたら反射的にフォローしたりしていました。でも、フォローしたはいいけどそういう人のツイートを見ていると自分と同じ人間なのに自分とこの人はこうも違うのかと自己嫌悪してしまうことも少なくなく、何のためのフォローなのかわからなくなってしまったりして、Twitterが見れなくなっていって。。。
で、最近気づいたんですが、そういうすごい人って、まず「それをやってて楽しいからやってる」わけで、僕みたいに「うまくなるためにやってる」人っていないと思うんです。目的意識が強くなりすぎるとうまくいかないんですね、たぶん。
じゃあ好きじゃないなら諦めないといけないのかと言ったらそういうことでもなくて。まあそのときはいったんご縁がなかったのだということで距離を置く必要はあるかもしれませんが、時間が経ったら素直な気持ちで「これやりたいな」と思える時が来るかもしれないし。その時までそれはやらなくていいんですよね。